顔にできるニキビって、本当に人の自信を奪いますよね。
隠したくても隠しきれない。
鏡を見ても落ち込むし、人と話すのが怖くなることだってある。
私自身、18歳ごろから突然ニキビがひどくなって、
顔のあらゆるパーツに赤く腫れたニキビが出るようになりました。
おでこ、頬、鼻、口まわり。
特に目立つし痛いし、外に出るのも憂うつになるほど。
市販の塗り薬やニキビ用スキンケア、皮膚科で処方された薬もいろいろ試しました。
でもどれも「劇的に変わる」ってことはなかったんです。
少し良くなっても、またすぐ新しいのができる。
気づけばニキビ跡も増えていて、メイクでごまかすのが精一杯でした。
人の目線が気になるし、肌のせいでメンタルもどんどんやられていって…
正直、めちゃくちゃつらかったです。

スッピンの肌なんか誰にも見せられなかった。
そんな私が“人生変わった”と思えるほど肌が落ち着いたのは、
25歳のときに皮膚科で処方された
「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」という漢方薬との出会いでした。
この記事では、
- 私がニキビに悩んでいた過去
- 十味敗毒湯を飲んで感じた効果
- 十味敗毒湯はどんな漢方なのか
- どんなタイプの人に合うのか
をお伝えします。

ニキビに悩んでいる人は読んでみてね!
何をしても治らなかったニキビと、十味敗毒湯との出会い

ニキビがひどくなり始めたのは18歳くらいのとき。
最初は「思春期だし…」って思ってたけど、
年齢を重ねても治るどころか、どんどん悪化していきました。
特に悩まされたのが、赤くて腫れたタイプのニキビ。
おでこ、頬、鼻、口まわり……
気づけば顔のいたるところに大きなニキビができていて、常にどこかしら腫れている状態。
市販のニキビ用薬、皮膚科の塗り薬、スキンケアの見直し、生活習慣改善……
やれることは全部やったつもりだったのに、全然良くならなかった。
メイクで隠すにしても限界があって、常に厚塗りのコンシーラーが欠かせなかったし、肌荒れでさらに悪循環。
鏡を見るのが憂うつで、人と目を合わせるのもつらかったです。
ほんとに、肌が原因で性格まで内向きになっていく感じがありました。
そんなとき、25歳のときに行った皮膚科で、
「体質的なものもあるかもしれないし、漢方を試してみるのも一つですよ」とすすめられたのが、
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という漢方薬でした。
そのときは「塗ってダメなら、飲んでみるか…」くらいの気持ち。
でも、これがまさか、ここまで変わるとは思っていませんでした。
十味敗毒湯を実際に飲んでみて感じた効果
皮膚科で処方されたのは、クラシエの「十味敗毒湯エキス錠」。
1日3回、食前か食間に服用するタイプの漢方です。
飲み始めた最初の3日間で、「あれ?赤みがちょっとひいてきたかも」と思うような変化がありました。
気のせいかな?と思いつつも、いつもよりマシな気がして、少しだけ気持ちが前向きになれたのを覚えてます。
1週間もすると、明らかにニキビの腫れが落ち着いてきて、
2週間ほどで「あれだけ顔にあった赤ニキビが、ほぼ目立たなくなってる……」と驚くくらい肌が変わっていました。
完全にゼロになったわけじゃないけど、肌全体の赤みやごわつきがやわらいで、コンシーラーを使う量もぐっと減ったんです。
メイクのノリが良くなるだけでも、かなり気持ちが楽になりました。
そして1ヶ月経った頃には、なんと人から「肌、綺麗になったね」って言われるレベルにまで落ち着いていたんです。
あの頃の自分からは想像もできなかったので、ほんとに衝撃でした。
その後、当時同じようにニキビで悩んでいた友達にもすすめてみたんですが、
その子も数日「え?なんかニキビ引いてきたんだけど!」って感動してて、
今でもたまに「あのとき教えてくれて本当にありがとう」って言われます(笑)

これ飲んでると調子がよくて、私の場合は数年飲み続けてました♪

※この記事は筆者個人の体験をもとに書かれています。すべての方に同じ変化が現れるわけではありません。服用の際は医師や薬剤師にご相談ください。
十味敗毒湯ってどんな漢方?ニキビに使われる理由

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は、
江戸時代の外科医・華岡青洲がつくったとされる処方で、
赤みや腫れ、膿をともなう皮膚トラブルに使われてきた漢方薬です。
実際に医療用の効能効果にも「化膿性皮膚疾患(おでき・湿疹・じんましんなど)」が含まれていて、現代でも皮膚科で処方されることがあります。
漢方では、ニキビのような赤く腫れた皮膚症状を「熱(ねつ)」や「湿(しつ)」、
体にたまった“毒”が肌から出てきている状態と考えます。
つまり、体の中のバランスの乱れが外に出てるサインとしてとらえるんですね。
十味敗毒湯は、その熱・湿・毒を体の内側から整えるために組まれた処方で、10種類の生薬がバランスよく配合されています。
たとえば…
- 防風・荊芥・甘草などは、肌の赤みや炎症をやわらげるはたらきがあるとされ、
- 桔梗や川芎は、血流や膿の排出を助ける生薬、
- 柴胡や生姜は、体にこもった熱を冷ましながら巡りを整えてくれると言われています。
特に注目されているのが「撲樕(ぼくそく)」という成分で、近年の研究では、
皮脂の過剰分泌に関わる酵素を抑える作用や、
炎症を引き起こす成分の発生を抑える可能性があることも報告されているそうです。
こうした生薬が複合的に働くことで、
赤く腫れたタイプのニキビ(炎症性ニキビ)に用いられることがあるんですね。

“塗っても治らない”って思ってたけど、そもそも原因が“内側”だったんだなってあとで気づいたよ!
十味敗毒湯はどんな人・どんなニキビに合うの?
漢方は「誰にでも合う」ものではなく、
体質やニキビのタイプによって合う・合わないがあります。
私自身が処方されて「これは合ってた」と感じたのは、こんな特徴があるタイプでした。
こんなタイプのニキビに使われることがある
- 赤く腫れて熱をもっているようなニキビ
- 膿を持ったような炎症性ニキビ(いわゆる黄ニキビ)
- 顔全体に繰り返しできる、治りにくいタイプ
- 触ると痛みがあるような、化膿っぽいニキビ
- 治ってもすぐにまたできる/ぶり返すタイプ

あの“もぐらたたき”みたいなニキビ…叩いても叩いても出てくるやつ、ほんとしんどいよね。
体質的に合いやすい人の傾向
- 体の中に「熱」がこもりやすい(顔がほてる・イライラしやすい)
- あまり汗をかかない・代謝が悪いと感じる
- 胃腸は比較的元気な方/冷え性はそこまで強くない
- 皮膚がかゆくなりやすい・かぶれやすい
- 体力は中くらいで、ストレスや食事で肌が荒れやすい
この処方は「中等度の体力があり、皮膚が化膿しやすい人」に使われることが多いとされています。
逆に合わない可能性があるタイプ
- 乾燥肌で、赤みはあるけど腫れや膿はない人
- 体力が極端に弱っているとき(胃腸の調子が悪い、風邪気味など)
- ニキビというより毛穴詰まり主体(白ニキビ・黒ニキビ)がメインの人
合わないまま続けると、胃がもたれたり、だるさが出たりすることもあるので、
飲み始めは体調の変化に注意しておくのが安心です。
私はこうだった
私の場合は、顔のあちこちに赤く腫れたニキビができて、ひとつひとつが大きくて痛いタイプでした。
顔が火照る感じもあったし、皮膚がいつも炎症っぽくて不安定な時期が長かったので、いま思えば“熱”がこもってたんだと思います。
だからこそ、十味敗毒湯のように「体の中から整えていく」処方が合ったのかな、と今では納得しています。

同じタイプの人は試してみる価値があるかも!
ツヤ美:「“化膿っぽいニキビ”って、言葉には出さなくても、けっこう悩んでる人多い気がする…」
十味敗毒湯まとめ|塗ってダメなら、内側から整えるという選択肢
私の場合、ニキビのために本当にいろんなことを試してきました。
でも、どれも「気休め」で終わっていた中で、
十味敗毒湯を飲み始めて初めて“肌が変わっていく感覚”を持てたんです。
顔にニキビがあるだけで、自信がなくなる。

ひどい日は人に会うのも嫌になるよね。
あの頃の私と同じ気持ちの人がいたら、本当に一度試してみてほしい。
もちろん体質に合う・合わないはあります。
でも、合う人には本当に“人生が変わるレベル”の衝撃があります。
スキンケアや塗り薬で限界を感じていた人にこそ、
「塗ってダメなら、飲んでみる」という選択肢があることを、知ってほしいなと思います。
私は薬局でクラシエの十味敗毒湯を処方してもらっていましたが、
同じ成分の市販品も薬局や通販で購入できるので、
薬局に行くのが面倒な方はチェックしてみてくださいね。

試してみるだけでも、自分をちょっと救ってあげられるかもよ?
※この記事は個人の体験をもとに作成しています。服用の際は、体質や症状に応じて医師・薬剤師にご相談ください。
\ニキビ跡にオススメなのはこれ/


